Neo Jungle
HQに隣接したタイルはMotherlandに属します。そのMotherlandに属したタイルに隣接するタイルもまたMotherlandに属します。
そのMotherlandとは何かというと、接続されたモジュールの効果、能力をそれぞれのタイルが共有する集合体みたいなものです。
下図のように赤で囲んだタイルのつながりと考えてもらうといいと思います。
このMotherlandでは3つのモジュールが働いていますのでソルジャー4体とHQそれぞれInitiativeが2つアップ、Melle Attackが1アップそしてMedicの救済も受けられます。
(もちろんMedicが救済できるのは1枚です)
下図は3枚でMotherlandを形成してますね。
バトル中なんですがダメージを受けたHQはMedicと直接つながっていないにもかかわらずその能力を利用できます。
モジュールがMotherlandに能力を与えるためにはそれに属するいずれかのタイルに接続されていなくてはなりません。
下図ではモジュールAはどのタイルにも接続されていないので能力を与えることは
できません。
ここで注意したいのは、モジュールAは能力を与えないだけであって、Motherlandには
隣接しているのでこのモジュールAもMotherlandに属しているということです。
なのでそれに接続されたモジュールBの能力は共有できます。
ここでバトルが始まればInitiativeが1つふえるので敵HQにダメージを与えられます。
敵モジュールがMotherlandのいずれかのタイルに接続された場合、影響をうけるのはその接続されたタイルのみでMotherland全体には及びません。
下図ではMotherlandのタイルにモジュールSaboteurを接続しましたがInitiativeがダウンするのは直接接続されたタイルのみで他のタイルのInitiativeは影響をうけません。
同様にMotherlandのタイルがNetに捕まるとどうなるか?
ただ捕まったそのタイルの能力、行動が制限されるだけです。
Motherland全体の機能、つながりは保たれます。
下図の場合、攻撃力1つアップするので敵にダメージ2与えます。
もちろんHQにもモジュールの能力がまわってきますので、タフネスを持つPusherを
破壊できますね。モジュールがNetに捕まると、当然ながらその能力を供給できませんが、Motherlandの機能、つながりは保たれます。
ただし、HQがNetに捕まった状態だとMotherlandの機能が失われます。
下図ではMotherlandのタイルにOUTPOSTのモジュールScoperを接続しました。
接続されたタイルはOUTPOSTの支配下、つまりネオジャングルのタイルではない
状態なのでこの場合Motherlandは分断されます。Motherlandは上部の3枚だけですね。
今回のエクスパンションでもうひとつの軍隊New YorkにSPYという能力が登場しました。
接続したモジュール、HQの能力を利用できるタイルです。
NeoJungleのHQにくっつけてMotherlandを利用できるかというと、ここでも敵タイルから影響をうけるのは直接接続されたタイルだけなので無理です。SPYが直接モジュールに接続されていればその能力のみ利用可能です。ここでは相討ちで終わっちゃいます。
「それじゃSPYでHQの能力を使ってこっちでMotherlandを構築しよう!」
とはいきません。残念ながらMotherlandはNeoJungleのみが持ち得る能力だからです。
NeoJungleにも自身でタフネスを持つモジュールが存在しますが、これらのタフネスは共有できるわけではありません。
Roots
植物の根ですね。地下で根をはってMotherlandを拡大していこうというわけです。これもNYのMineとおなじく新しいタイルのFoundation Tileでボードの空いたマスへ置いて使用します。
Rootsも他のNeoJungleのタイル同様、HQもしくはMotherlandに属するタイルに隣接するとMotherlandに属したことになります。
しかしRootsはユニット(ソルジャー、モジュール、HQ)ではありませんのでモジュールを接続させて能力を受け取ることができません。
というわけで下図の場合、モジュールAの接続面がRootsに隣接してますが、この能力をMotherlandに与える事はできません。
ここでは能力を与えられなくともモジュールAもMotherlandに属しているのでそれに接続されたモジュールBの能力はMotherlandに影響を与えます。
この局面では攻撃力をアップできず敵HQのポイントを1つしか減らせませんが、敵HQに攻撃されたタイルはMedicの助けを借りて破壊されずにすみます。
***iphone(Touch)でこの局面を再現するとモジュールA(SYMBOINT)の能力も利用できて攻撃力が2になるとおもいます。Neuroshima Hexのサイトに拙い英語でコメント書いておいたら開発者の方がさっそく返事をくれましたが、Rootsが直接にSYMBOINTの能力を受け取る現象はどうやらバグのようです。
追記 ついでに問題のスクリーンショットをメールで送ったところ
「おぉコレは酷い、次のアップデートで直します」との事です。***(Ver1.32で修正済み)
もし敵のタイルがRootsの上に置かれてもMotherlandにはなんら影響はありません。
Motherlandに属している状態のRootsはMotherlandに属したままですし、そのRootsによってつながってるMotherlandも分断されるわけではありません。
RootsはMineと同じくファウンデーションタイルなのでインスタントアクションのGranada、AirStrike、SmallBombでしか破壊できません。
その場合、Rootsの上にタイルが置かれていればRootsと一緒にどちらも破壊されます。
下図はRootsと青タイルが置かれたマスにGranadaを使うところですがMedicが接続されています。青タイルはMedicの救済で破壊されませんが、この場合、Rootsも破壊されません。
AirStrikeも上に置かれたタイルが、たとえばタフネス持ちでダメージに耐えた場合、Rootsも破壊されません。
手榴弾(爆弾)投下したけど上に被さったタイルが破壊されなかったので、その下に隠れているRootsも無事だった、という解釈でいいんでしょうか。
Venom
新しい能力、タイル右下のドクロマークがそうです。
このドクロを持つタイルからダメージを受けた敵タイルは右図のようにVenomMarkerが置かれます。白色で大きく描かれたドクロがそうです。毒液を浴びせられるわけですね。
VenomMarkerが置かれたタイルはバトルの開始時にVenomMarker「1つ」につきダメージを「1」受けます。これはずっと続きます。
Venom1体からダメージを受けたことに対してVenomMarkerが1つ置かれダメージの大きさは関係ありません。というわけで下図の場合、敵HQはVenom2体からそれぞれ2ダメージを受けますがVenomMarkerは1つずつ、計2個のVenomMarkerが置かれるのみです。
(一目でMarkerがどれだけ溜まってるのか分からないのが残念です)
下図ですがVenomに攻撃された敵タイルがMedicに接続されている場合、ダメージは通常通りに引き取ってくれますがVenom(毒液)の面倒までは見てくれません。ここでは敵HQのポイントは減りませんがVenomMarkerを1つ置かれることになります。
新しいインスタントアクションタイルを2枚
Small Bomb
AirStrikeを小さくしたものです。シンボルそのままに敵味方関係なく3つのマスのに置かれたタイルに1つダメージ与えます。
Castling
チェスでもおなじみのキャスリングです。隣接した2枚の味方タイルの配置を交換します。どちらかがNetの影響下にあればキャスリングできません。なお、同じインスタントアクションのPushBack同様、配置交換の際にタイルの回転はできません。
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